blog ブログ

森 耀大

2026年住宅工事に係る補助金の発表!

こんにちは、設計営業Gの森です。

来年度、自宅の新築やリフォームを検討されている方に朗報です!

2026年度(令和8年度)の住宅関連補助金は、地球温暖化対策と家計の負担軽減を両立させるため、過去最大規模で展開される見込みです。

特に注目すべきは、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」です。このキャンペーンを構成する主要な補助金事業の概要を解説します。

 

「みらいエコ住宅2026事業」とは?

この事業は、住宅の省エネ性能を向上させる新築・リフォームを支援する中核事業です。

 

  1. 新築:手厚い支援で高性能住宅を実現!

子育て世帯や若者夫婦世帯だけでなく、すべての世帯を対象に、高性能な省エネ住宅の取得を支援します。

対象となる住宅の性能 対象世帯 補助額(最大)
GX志向型住宅(高度な省エネ基準) 全世帯 110万円/
長期優良住宅 子育て・若者夫婦世帯 75万円/(古家除却で+20万円)
ZEH水準住宅 子育て・若者夫婦世帯 35万円/(古家除却で+20万円)

【ポイント】

  • 子育て世帯:18歳未満の子どもがいる世帯
  • 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
  • 高性能な住宅ほど補助額がアップするため、将来を見据えた**「GX志向型」**住宅に挑戦しやすくなります!

 

  1. リフォーム:省エネ改修が補助金のカギ!

既存住宅のリフォームでは、窓の断熱化や壁・床の断熱工事などの省エネ改修が必須となります。

  • 補助上限額:50万円〜100万円/
  • 省エネ改修と併せて、子育て対応改修やバリアフリー改修なども補助対象に含まれます。

■併用でさらにオトク!強力な連携補助金

「みらいエコ住宅2026事業」と併用することで、補助金を大幅に増額できる、特に人気の高い事業が引き続き実施されます。

【先進的窓リノベ2026事業】断熱窓への改修支援

窓の断熱改修に特化した補助金です。熱の出入りが最も多い窓を高断熱なものに交換することで、冷暖房費を大幅に削減できます。

  • 補助上限額:最大100万円
  • 高性能な断熱窓・ドアへの交換、内窓の設置などが対象です。

【給湯省エネ2026事業】高効率給湯器の導入支援

高効率な給湯器(エコキュート、エネファーム、ハイブリッド給湯器など)の導入を支援します。

  • 補助上限額:最大17万円/など
  • お湯を沸かすエネルギー消費を抑えることで、光熱費の節約に直結します。

これらの補助金は基本的に併用が可能です。例えば、「みらいエコ住宅2026事業で内装改修を行いながら、窓リノベで高性能窓を設置し、給湯省エネでエコキュートを導入する」といった形で、トータルで大きな補助を受けることが可能です。

 

補助金活用の最重要ポイント

  1. 【着工のタイミング厳守】 ほとんどの補助金は、交付決定後の着工が必須です。申請前に工事を始めると、補助金を受け取れません。
  2. 【情報確認】 上記は令和7年度補正予算案に基づく情報です。必ず国土交通省等の公式ウェブサイトで最新の要件を確認してください。

 

まとめ

2026年度は、住宅の省エネ化を考えている方にとって絶好のチャンスです。

補助金の活用についてはこちらからも随時お知らせしますのでまずはお気軽にご相談ください!